◆前走オープン好走馬が少ないのが最近の傾向だが… 日経新春杯の登録馬を見て、やや寂しいと感じた人もいることだろう。
フルゲート18頭に対して登録は13頭。うち条件馬が3頭、前走オープンで9着以下に破れていた馬が5頭で、そのうち3頭は8走以上連続で馬券に絡んでいない。
しかし、前走オープン好走馬が少ないというのは最近の日経新春杯の傾向でもある。時期が中途半端なのか、ハンデ戦ということで条件馬かオープン入り間もない馬の目標になりやすいのか。
前走オープンで馬券に絡んでいた(3着以内)馬の出走数は、11年に5頭いたのを最後に12年以降は3頭以下が続いている。昨年と15年は1頭しかいなかった。
ソールインパクト、ミッキーロケット、ロードヴァンドールと3頭いる今年は、まずまず及第点というところなのだ。むしろオープン特別好走馬を含まないぶん、充実しているくらいである。
そして、軸にすべき馬はこの中にいる。過去10年、前走オープン3着以内でかつ1〜3番人気に推された馬は[4-5-1-3]で回収率は単120%・複128%。ファンから見て明らかによさそうな馬は、ハンデと関係なく好走している。
前述の3頭中2頭が3番人気以内に入ってくる場合は、人気上位の馬を取りたい。該当1頭だった昨年と15年は別として、該当3頭だった12,13,14,16年はいずれも人気最上位馬が最先着して馬券に絡んでいる(12年のように該当馬で1〜3着独占だった年もある)。ハンデ戦だが紛れない、というのが日経新春杯だ。
【予想】須田鷹雄の勝負予想は『ウマい馬券』でチェック! ※PC・スマートフォンよりご覧ください。