◆オモシロミのあるメンバーとなったきさらぎ賞
競馬とは全く関係のない話なのですが、世間というものは時として残酷だと思える瞬間があり、特に子供を出産してから感じること度々。4歳の息子と一緒にいると、「お孫さんですか?」とたずねられたこと数回。
そして、「カワイイお子さんですね」と言葉をかけて頂いた際でも、今度は、「お父さん似?お父さん似でしょ」と。
おいおい、カワイイお子さんだからお父さん似?旦那さんの顔を知っている方ならともかく、全くの見ず知らずの方に…。
もう最近では笑い話のネタとなっていますが、よくよく考えてみれば外見的なことよりも、逆に内面的なことの方が傷は残り、吹っ切れるまでに時間がかかるもの。その点は気を配りながら生活していきたいなぁと思う最近です。
さて話は変わり、先週の根岸Sは時計と馬場の関係性に、終わってからもよく分からない状況でした。というのも凍結防止剤の使用により、脚にまとわりつくような重い馬場とジョッキーも話しており、見た目にもそれが伝わる状況でしたが、結果ノンコノユメのレコード勝ち。ペースがかなり流れたこともありますが、最後の直線での状況には、内と外のダートの状況がかなり違っていたようにも…。
最後の最後まで難解でした。
一方のシルクロードSは、本命に挙げながらも心配のあったアレスバローズが不安的中の内容に…。これまでのレースからも緩急の付けにくいタイプなだけに内枠はより乗り難しくなると感じていましたが、最後の最後まで前が壁になる状況。残念でした。
さて今週は「きさらぎ賞」となります。
オモシロミのあるメンバーとなりましたね。人気の1頭カツジは個人的に好きな馬でデビュー前から期待もしており楽しみにしていましたし、ダノンマジェスティにおいては、良い意味で、あのユルユルの太目残り満載の体であそこまで走れてしまう内容に魅了されました。
しかし今回においては、それ以上に気になるのがサトノフェイバー。スタートの速さと体幹の良い走りには、明け3歳とは思えないほどの完成度の高さを感じます。
南井調教師も、「重たく見せないし、肌が薄く、バランスが良い。走りにも注文もつかないタイプだしね」と非常に楽しみにされている様子でした。
戦歴の浅い3歳馬同士ゆえ、他の馬たちが距離延長などで折り合い面やコントロールに気を配る点を考えてもアドバンテージがあるように思えます。
それでは皆さん、週末は競馬場もしくはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。