◆メンバーが軽めになることが多いスプリングSの特徴は…
スプリングSは弥生賞よりもメンバーが軽めになることが多く、そのためか前走500万条件組がよく走っている。
前走オープン組が勝率6.7%・複勝率21.3%なのに対し、前走500万条件組は勝率9.3%・複勝率25.6%。実はこちらのほうが数字は高い。
基本的に連対してこないとさすがに苦しい500万条件組だが、好走のためにはもうひとつ条件があって、過去10年で馬券に絡んだ馬はすべてキャリア5戦以内。5戦以内が[4-4-3-21]に対し、6戦以上は[0-0-0-11]だ。
キャリア10戦のハッピーグリンをどうするかは問題で、道営馬だから例外とする手もあるとは思う。それよりハッピーグリンはハッピーグリンで買うとして、条件を満たす中央馬を重視する必要について触れておきたい。
前走10着のエトナは別として、マイネルファンロン、エポカドーロ、レノヴァールはいずれもキャリア5戦以内。しかもこの中ではエポカドーロが多少売れるかもしれないが、上位人気はステルヴィオ、ルーカス、サトノソルタスが占めるはず。つまりこの馬たちが絡めば配当は伸びる。
昨年はウインブライトとアウトライアーズ、一昨年はマウントロブソンとマイネルハニーで500万条件組がワンツー。この組重視の馬券を検討したい。