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▲浜中騎手との対談の最終回、佑介先輩を前に改めて語った決意とは
今回が浜中騎手との対談の最終回。「今日のこの時間を経て、自分で変わったなと思うところ、変えていきたいなと思っていることはある」と聞いた佑介騎手。本インタビューの掲載中に騎乗停止や落馬がありましたが、“気持ち”や“勝負の流れ”は、ジョッキーとして考えるところだそうです。そして最後は、佑介先輩を前に改めて決意を語ります。(取材・構成:不破由妃子)
「もう一回、リーディングを獲りたい」
佑介 今日はこの2年をじっくり振り返ってきたわけだけど、この時間を経て、自分で変わったなと思うところ、変えていきたいなと思っていることはある?
浜中 今までもこれからも、「少しでも速く走らせる」という軸は変わりません。そのためにどうするべきかは、毎回毎回考えながら、いろいろ試しながら、試行錯誤していくしかないんですけどね。変わったところは…、もっともっと人も馬も大事にしなければいけないと、より強く思うようになったことですね。もちろん、これまでも大事にしてたんですよ。でも、一生懸命走ってくれる馬がいて、そこに一生懸命乗っている自分がいて、そんな人馬に携わる関係者の方々がたくさんいて…ということを、もっともっと考えなくちゃいけなかったのかなって思うんです。
佑介 いろんな経験をすると、結局みんなそこにたどり着くんだよな。
浜中 そうですね。もうひとつ、変えていきたいところは、僕ってちょっとイメージ先行型の気がしているので、ちょっとそのイメージが崩れてほしいなと…。
佑介 どう崩したいの(笑)?
浜中 ん〜、たとえば、受け答えがちゃんとしてるとか、爽やかとか(笑)。全然そんなんちゃいますし。家族にもよく「お前はホンマに美化されてる」って言われるんですよ。
佑介 なるほど。たしかにハマのインタビュー記事とかを見たら、そういうイメージを持つかもな。俺も実際、そういう記事とかでハマの成長を感じたりするからね。ま、そのいっぽうで、普段とのギャップがものすごいんやけど(笑)。