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知る人ぞ知る“障害デビュー”までの道程と染め分け帽の秘密

  • 2018年04月10日(火) 18時01分
馬ニアックな世界

▲オジュウチョウサンvsアップトゥデイト…中山大障害の熱戦が再び!


ちょっと馬ニアックな“障害試験”の話


 今週14日(土)は中山グランドジャンプ。年末の中山大障害で熱戦を演じたオジュウチョウサンとアップトゥデイトが再戦とあってワクワクします。オジュウチョウサンは中山大障害から直行ですが、アップトゥデイトは阪神スプリングジャンプを快勝してここに挑みます。その前走の勝利後、アップトゥデイトの佐々木晶三調教師は「8歳だけどまだ成長していて、今日は装鞍でも背が高くなったな〜と感じていました。石神くん、待っててね。また楽しい競馬やろうね」とオジュウチョウサン陣営へ笑顔で挑戦状を送っていました。林満明騎手も「ここで負けるわけにはいかないですね、オジュウのためにも」とライバルを意識したコメント。お互いをライバルと認め合って戦う姿にシビれました。

 今や障害レースを引っ張る2頭ですが、そんな彼らも、そして他の障害レースに出走する馬たちもスタートは「障害試験に合格すること」でした。今回は、なかなか知ることのできない「障害試験」についてご紹介します。

 障害試験が行われるのは毎週木曜日。普段、トレセンで騎手は青いヘルメットを被っていますが

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競馬リポーター。競馬番組のほか、UMAJOセミナー講師やイベントMCも務める。『優駿』『週刊競馬ブック』『Club JRA-Net CAFEブログ』などを執筆。小学5年生からJRAと地方競馬の二刀流。神戸市出身、ホームグラウンドは阪神・園田・栗東。特技は寝ることと馬名しりとり。

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