▲騎手兼オーナーのShane B Kelly騎手、日本とアイルランドの違いを解説!
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netkeibaをご覧の皆さん、こんにちは。野中悠太郎です。
今週は、僕が感じた日本とアイルランドの厩舎の違いについてご紹介したいと思います。
僕が今お世話になっているjohnny murtagh厩舎は、もともとFox Covert Studという古い牧場があった場所を購入し、厩舎と自宅を建設したそうです。大きく分けて古馬と2歳馬の2つの厩舎があるのですが、いろいろな点での日本との違いに驚いています。
たとえば、馬に飼い葉を与えるための飼い葉桶。日本では基本的に底の深い飼い葉桶を吊るして使用していますが、murtagh厩舎の飼い葉桶は写真のように底が浅く、しかも2歳馬にはそれを地面に置いて飼い葉を与えています。
▲2歳馬には地面に置いて飼い葉を与えている
その理由としては、頭を下げて首を伸ばすという、馬にとって自然な形で食べられるから。水も同じようにバケツを地面に置いて与えたり、馬によって臨機応変に対応しています。