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「日本馬で行くのなら日本人騎手で」 豪GIコーフィールドカップに騎乗決定

  • 2018年07月26日(木) 18時01分
挑戦者

▲オーストラリア遠征も8か月に、現地11勝目の口取り写真



ここまで8カ月間やってきたことは無駄じゃなかった


 こんにちは。坂井瑠星です。

 昨年の11月半ばから始まったオーストラリア遠征も、早8カ月が経ちました。そんな僕に、ここにきて思いもよらないビッグニュースが!

 なんと、コーフィールドカップに出走するソールインパクトに乗せていただけることになりました!

 ソールインパクトとチェスナットコートのオーストラリア遠征が決まったときに、「もしかしたら乗せてもらえるかも」という感じで聞いてはいたのですが、まだGIレースの騎乗経験がないばかりか、重賞を勝ったこともありませんし、オーストラリアでもまだまだ満足するような結果は残せていません。

 それでも、少しでも可能性があるのなら…という思いで取り組んできたので、この話を聞いたときは、自分がGIレース、それもオーストラリアでは誰もが憧れるコーフィールドカップに乗れるなんて!という驚きとともに、ここまで8カ月間やってきたことは無駄じゃなかったという大きな喜びが湧いてきました。

挑戦者

▲コーフィールドカップに挑戦するソールインパクト (写真は2017年の芦ノ湖特別優勝時でルメール騎手、撮影:下野雄規)


 すぐに窪田オーナーと戸田先生にお礼のお電話をしたのですが、どうやら戸田先生が「せっかくならオーストラリアで頑張っている瑠星でどうでしょう」とオーナーに打診してくださって、それに対しオーナーも「日本馬で海外に行くのなら日本人騎手で行こう」と快諾してくださったようです。

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1997年5月31日、東京都生まれ。父・坂井英光は大井競馬所属の調教師、叔父も元騎手の坂井薫人という競馬一家。同期には荻野極、木幡巧也、藤田菜七子ら。2016年に栗東・矢作芳人厩舎でデビュー。2019年、ノーワンでフィリーズレビューを勝利し重賞初制覇。2020年には、ダノンファラオでジャパンダートダービーに勝利し交流GI初制覇を飾った。日本だけの騎乗でなくオーストラリア、ドバイなど多くの海外遠征にも挑戦している。

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