阪神芝外1600mで行われた過去4年のデータでいうと、勝ち馬4頭のうち3頭がディープインパクト産駒で、うち2頭が母系にデインヒルの血を引いている。馬券に絡んだ12頭のうち4角で5番手より前にいたのは2頭だけ。差し追い込み有利なレースだ。
ここ3年は1600mよりも長い距離を勝ってきた馬が制しており、1400mで勝ってきた馬の場合は、タワーオブロンドンやモンドキャンノやシャドウアプローチのように差して勝っていて、ここでも差しに回れるような裏付けがほしい。ダノンスマッシュ、ボールライトニング、セカンドテーブル、ショウナンライズ、リンクスゼロなど、1400mを先行して勝ってきた馬は軒並み圏外に終わっている。(解説:望田潤)
アスターペガサス 母アールヒートライトニングはフォーティナイナー3×3の強いクロス馬で、スピナウェイS(米2歳G1・ダ7F)に勝ちBCJフィリーズ2着と早期からスピードを発揮した。本馬もなかなか完成度が高く、スタート一息で後方から差し切った函館2歳Sの勝ちっぷりは見事。ストームキャットやミスプロの柔らかさもある走りだが、