短距離で賞金を稼いできた馬は外1600のチューリップ賞より内1400のこちらを狙ってくることが多いから、例年フルゲート18頭でかなりの前傾ラップで流れ、結果差し追い込み優勢な傾向。ここ5年の連対馬10頭のうち、4角で5番手より前にいたのは3頭だけだ。前々で踏ん張った馬は、ソルヴェイグ(父ダイワメジャー)、ベルカント(父サクラバクシンオー)、ムーンエクスプレス(母父メジロライアン)とノーザンテーストの血を引くことが多い。(解説:望田潤)
アウィルアウェイ 母母トキオリアリティーは直仔や孫に活躍馬が続出する名繁殖。本馬はインディチャンプの3/4妹で、リアルインパクトやネオリアリズムやアイルラヴァゲインの姪で、アンフィトリテやアペルトゥーラのイトコにあたる。この牝系は牝馬は専ら短距離でスピードとパワーを発揮するが、本馬も見た目にこの1400mがベストだろう。牝系特有のピッチ走法なので阪神内回りでも鋭く差せるだろう。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
エイティーンガール 母母センターライジングは現フローラS勝ち馬で、その母ダイナオレンジは新潟記念勝ち馬で子孫に