阪神芝内2000mで行われる別定G3で、宝塚記念のステップという位置付けのレース。急坂内回りコースだけに、ストロングタイタン(ダンジグ4×4)、ステイインシアトル(母父ビロングトゥミー)、ステファノス(母母母父チーフズクラウン)、アドマイヤタイシ(母母父ダンジグ)と、ダンジグ系のパワーを受けた馬が毎年のように連対している。ここで取り上げた5頭では、タニノフランケル(父の母父デインヒル)がダンジグの血を引く。(解説:望田潤)
ギベオン 母コンテスティッドはテストS(米G1・ダ7F)やエイコーンS(米G1・ダ8F)に勝った。母父ゴーストザッパーはBCクラシックに勝った北米年度代表馬で、ワイルドフラッパーの父、レヴァンテライオンの母父。母方が北米血統なので、ディープ産駒にしては斬れ勝負ではなくパワーと機動力で走るタイプ。距離は1800m〜2000mが向く。ダービー卿CTでは好位で立ち回っていたし、内回りのほうが勝ち味があるかも。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
ステイフーリッシュ ブラックホークやピンクカメオの甥で、