過去5年でみると、牡[2-2-3-35]牝[3-3-2-22]と牝馬の健闘が目立つレース。この馬券に絡んだ7頭の牝馬のうち、ベルカント、ダイメイプリンセス、フィドゥーシア、フクノドリーム、レジーナフォルテ、プリンセスムーンの6頭が470キロ以上。そしてフクノとプリンセス以外の5頭はサーアイヴァーの血を引くという共通点がある。今年もダイメイプリンセスが連覇を狙って出走してくるが、サーアイヴァーの血を引く大型牝馬がいれば要チェック。(解説:望田潤)
カイザーメランジェ 母サクラジュレップはサクラゴスペルの全妹。3代母スループリンセスの産駒に北米重賞勝ち馬のアイガットリズムやスルージンフィズが出る。父サクラオリオンはゴーンウエストの近親で函館記念の勝ち馬。短距離を一息で走る一本気な気性は母方譲りで、洋芝適性は父譲りという函館スプリントS制覇だった。前半34.4-後半34.0での逃げ切りだったが、直千ではあんな楽なケイバにはならないか。
距離○ スピード○ 底力○ コース○
ダイメイプリンセス ダイメイフジの半姉。母ダイメイダークは2戦1勝で引退したが、ニジンスキー≒ストームバードのニアリークロス3×2など強力な父母相似配合をしていて、