![哲三の眼](https://cdn.netkeiba.com/img.news/style/netkeiba.ja/image/column/tetsuzo/190919_1.jpg)
▲今回は東西トップジョッキーの“らしい技術”を紹介! (c)netkeiba.com
今週は東西トライアルをピックアップ!もはや当連載の常連である川田将雅騎手と熟練の手綱さばきで2週連続の重賞Vとなった横山典弘騎手のらしさ満載の技術に着目。共通するのは馬に対する繊細な作業と緻密な戦術で、“勝つための最善を尽くす”という意志が感じられる騎乗。哲三氏も思わず「巧い!」を連発!(構成:赤見千尋)
明暗を分けた4コーナーから直線の攻防
日曜日に阪神競馬場で行われたローズステークスは、1番人気ダノンファンタジーがレコード勝ち。馬自身も強かったですし、川田(将雅)君の好騎乗も光りましたね。
トップスタートを切って、じわっと抑えて、というところは多くの方が「巧いな」と感じたのではないでしょうか。僕も「相変わらず巧いな」と感じましたし、あのレースへの繋げ方がまた巧いなと。
■9月15日 阪神11R(4番:ダノンファンタジー)
繋げ方というのは調教や返し馬なんですが、特に返し馬。馬場に出てからのキャンターの1歩目というのはものすごく大切で、レースでの