スマートフォン版へ

シリーズ3走した馬の本番成績は?

  • 2019年09月24日(火) 12時00分

2006年以降のデータからひも解くと…


 今週はスプリンターズS。上位人気の一角に推されそうなのが、サマースプリントシリーズ王者のタワーオブロンドンだ。セントウルSの圧勝・レコード勝ちから、本命候補としている人もいることだろう。

 能力はもはや疑う余地がないが、気になるとしたら参戦過程だ。サマースプリント対象レースを3走した後で、どれだけお釣りがあるのか。

 ちなみに、2006年のシリーズ設定後、シリーズ対象レースを3走以上した馬の成績は以下のようになっている。3番人気以内馬と3着以内馬は馬名と人気着順も書き添えた。

回収率向上大作戦


 人気薄で好走した馬もいるし、大丈夫な馬は大丈夫ということかもしれない。ただ13年間で勝ち馬は出ていないので、その点は少し意識したい。無印にするのは躊躇われるにしても、アタマ付けにするかどうかは考える余地があるだろう。

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

バックナンバー

新着コラム

アクセスランキング

注目数ランキング