東京芝1600mという本格的なロケーションで行われる2歳重賞。18年の勝ち馬グランアレグリアは桜花賞、17年の勝ち馬ダノンプレミアムは弥生賞、2着ステルヴィオはマイルCSに勝った。現時点の完成度だけでなく、器や将来性も重視したいレースといえる。1人気は過去4年[1-2-1-0]と必ず馬券に絡んでおり、素質を評価されて人気になる馬はある程度信用できる。重賞に格上げされてからはディープインパクト産駒は3頭が出走し[2-0-1-0]。(解説:望田潤)
アブソルティスモ ティソーナの全弟でレイデオロやレイエンダの半弟でゴルトブリッツの甥。ディープインパクトでおなじみウインドインハーヘアの名牝系。ダイワメジャー×シンボリクリスエスはミスパンテールと同じ。東京マイルのスローでサリオスにナデ斬られてしまったのはメジャー産駒らしいが、レディブロンドの枝葉特有のトムフール的な無駄のない脚捌きで、機動力と粘着力に優れた1800m型とみたい。ここも上がりだけのケイバだと分はよくない。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
エンジェルサークル 母母マウンテンエンジェルはカナダの古馬牝馬チャンピオンで、牝祖ルーリングエンジェルはカナダ年度代表馬。ロードカナロア×ハーツクライはJRA出走9頭中6頭が勝ち馬で、ヴァルディゼール、ケイデンスコール、トロワゼトワルと3頭の重賞勝ち馬が出ているニックスだ。ナスペリオン的な大箱向きの斬れがオンになりやすい配合だが、