18年はワントゥワン2着レッドアヴァンセ3着、15年はダノンプラチナ1着サトノアラジン2着、14年はステファノス1着レッドアリオン3着、良馬場ならばディープ産駒が複数絡むぐらいの頭でいいか。今年はアドマイヤマーズが人気を集めそうだが、ダイワメジャー産駒は東京芝1600の重賞[5-2-8-43]単回値26とイマイチ。勝ったのはカレンブラックヒルとメジャーエンブレムとマーブルカテドラルとアドマイヤマーズなので、G1級ならという見立てはできるが、ペースが緩んで斬れ勝負になる大箱マイルはメジャー産駒が取りこぼしやすいレースといえる。(解説:望田潤)
アドマイヤマーズ 母ヴィアメディチはリューリー賞(仏G3・芝1600m)勝ち。母父メディチアンはエクリプスS(英G1・芝約10F)勝ち。クロスがヘイロー3×5×5で、母系にアリシドンやルファビュリューが入り、母父が中距離型という100点満点のダイワメジャー黄金配合だ。上がりが速かった皐月賞と共同通信杯は鋭さ負け。NHKマイルのゴール前のラップが12.0で朝日杯が11.9、これぐらい持続戦になったらしぶとさや底力が活きるタイプだ。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
アンノートル マイネルリヒトの半弟で、ヒットジャポットの甥でタイキブライドルも近親。力馬が多いアイルハヴアナザー産駒だが、