
ジョッキー21人に、究極の質問!?(C)netkeiba.com
GI馬多数、超豪華メンバーが揃った今年の天皇賞・秋。なかでも注目が集まっているのは、国内最強の呼び声高いアーモンドアイと、古馬との初対決を迎えるサートゥルナーリアの直接対決。ということで…。東西のジョッキー21人に、アーモンドアイとサートゥルナーリア、どちらに乗ってみたいか聞いてみました。ジョッキーだからこそ感じる2頭の魅力とは?
(取材・撮影=美浦:佐々木祥恵、栗東:大恵陽子、(C)netkeiba.com)
▼秋山真一郎騎手
どちらも強いですよね。テン乗りという条件設定であれば、
サートゥルナーリアの方がイメージをしやすくて乗ってみたいです。ある程度のポジションにつけて、あとはどこで放す(GOサインを出す)かでしょう。アーモンドアイは能力がすごそうですが、スタート次第でいろんなレースをしているので、外から見ていて「どんな馬なんだろう?」と思います。
見ているのと実際に乗ったのとでは感じ方も違うでしょうし、何回か乗れば両馬ともレースのイメージができると思います。2頭とも56kgで、古馬牡馬より2kg軽いですが、斤量は軽いに越したことはないと思います。斤量はスタートから全てに影響すると思いますし、騎手の体重がどのくらいかは抜きにして、斤量が重いと鞍も重たくなって、それを装鞍した時からずっと背負って歩いているわけですから、そこから違うと思います。
▼石川裕紀人騎手
難しいな……条件も様々なので、どっちにも乗ってみたいですが…。秋の天皇賞で乗るなら、
アーモンドアイですね。サートゥルナーリアももちろん乗ってみたいです! どういう背中をしているのか気になりますけど、操縦性・コントロールの面を考えたら、アーモンドアイという気がします。
▼大野拓弥騎手
アーモンドアイですね。安定感があって、圧倒的な強さを感じますからね。感触を確かめてみたいですし、乗れるものなら乗ってみたいですね。
▼嘉藤貴行騎手
どちらも乗ってみたいですけど、究極の選択ですね(笑)。サートゥルナーリアは強いですけど…
アーモンドアイの実績は断然じゃないですか。安田記念は残念でしたが、その他はドバイをはじめどんな環境でも勝っていますしね。最後は必ず伸びてきますし、自分に負けない強さを感じます。そう考えるとアーモンドアイは、すごく競馬がしやすいのかなと思います。乗ってみたいですね。
▼川須栄彦騎手
うーん……難しいですが、
アーモンドアイでしょうか。僕自身も昨年の秋華賞はオスカールビーに乗っていて一緒にレースをしました。枠が隣で近くで見ていて、休み明けでテンションが高かったのですが、それでいてレースではとてもじゃないけれど届かない位置から差し切って「やっぱり強い馬だな」と衝撃的でした。ジャパンカップのパフォーマンスもレコードで素晴らしかったので、乗ってみたいです。