過去5年の連対馬10頭から後のG1馬が4頭(ラッキーライラック、リスグラシュー、メジャーエンブレム、レッツゴードンキ)出ており、牝クラシックロードにつながる東京芝マイル戦。まずは素質や将来性を重視したい。いっぽう13人気2着サヤカチャン(父父の母父マルゼンスキー)、5人気3着シグルーン(ニジンスキー6×5のクロス)、そして12人気1着デンコウアンジュ(母父父カーリアン)と、穴をあけた馬はニジンスキーの血を引いていることが多い。ちなみに取り上げた5頭にニジンスキーに血を引くものはいない。(解説:望田潤)
オータムレッド 母母ティッカーテープはアメリカンオークス(米G1・芝10F)とQエリザベス二世チャレンジCS(米G1・芝9F)勝ち。母ティッカーコードはストームキャット≒チャペルオブドリームズの3/4同血クロス2×4とロベルト4×4を持ち、繁殖として魅力的な配合をしている。母方の影響が強いマイラー体型だが、父ワールドエースからはハイペリオン的な粘着力を受け、弱点が少ない長めマイラー。ここも崩れは考えにくい。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○
サンクテュエール ジークカイザーやヴェルテアシャフトの全妹で、