過去10年のJCにおいて6歳以上の連対例はない。5歳時に連対したシュヴァルグラン、サウンズオブアース、ラストインパクト、トーセンジョーダンも翌年は着外に終わった。ディープインパクト産駒は[3-2-1-14]で、うち牝馬が[3-1-0-6]。15年と13年に牝馬ワンツーを決めているように、牝馬の斬れ味が活きる流れになればまとめて好走する。いっぽう牡馬は[0-1-1-8]と不振で、人気も[0-1-1-8]だから仕方ない部分もあるが…。(解説:望田潤)
ウインテンダネス 函館記念勝ちブライトサンディーに、あまりスピードを伝えなかったミスプロ系マジックマイルズ、トニービン系ながら1600〜2000mで活躍したカンパニーが配されて、5歳に芝長距離で覚醒した本馬が出た。なかなか掴みどころのない血統だが、東京では長くいい脚を使うのに、京都芝[0-0-0-8]というのはトニービン系らしい。AR共和国杯は今年も昨年もスローの上がりのケイバで持ち味が出せなかった。ここも速い脚を要求されると辛い。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
エタリオウ 母ホットチャチャはQエリザベス二世チャレンジCS(米G1・芝9F)勝ち。その父