中京芝2000mで行われるハンデ戦で、17年から施行時期が3月から12月に移った。ギベオン、サトノノブレス、ディサイファ、マーティンボロと、過去5年でディープインパクト産駒が4勝している。他ではヌレイエフやサドラーズウェルズを持つ馬の好走も目立つ。取り上げた5頭では、アイスバブルとサトノガーネットがディープインパクト産駒で、アイスバブルとカヴァルがヌレイエフ、タニノフランケルがサドラーズウェルズの血を引く。(解説:望田潤)
アイスバブル グリュイエールの全弟で、ディープインパクト×ミスパスカリのポポカテペトルやマウントロブソンとは3/4同血の間柄。母母ミスパスカリはクロフネの半妹でマーメイドS3着。ディープ×キンカメはワグネリアンやデニムアンドルビーと同じ。ザ・金子血統ですな。母系にキンカメとゴーンウエストが入るので、戦績どおりの大箱向き中距離馬だが、きょうだいの中では最も長距離寄りで持続型の印象。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
カヴァル ファドーグの半弟でメイケイペガスターのイトコで、サウンドガガなども近親。エイシンフラッシュ産駒はオリオール由来の気難しさがあり、ジェシーやコスモイグナーツのようにハナを切って気分よく走ると激走するが、本馬はいずれも差し切りの3連勝でオープン入りを果たした。とはいえ、