17年から重賞に格上げされたが、オープン特別時代から数えて、ミスパンテール(父シンボリクリスエス)、マジックタイム(母父ブライアンズタイム)、シングウィズジョイ(母父シンボリクリスエス)、ミナレット(母父ウォーニング)と、5年連続でロベルトの血を引く馬が勝っている。中山向きの機動力とパワーがある血だけに今年もまずはロベルトをチェック。取り上げた5頭ではエスポワール(母父シンボリクリスエス)。(解説:望田潤)
エスポワール アドミラブルやイサベルの半妹で、リンカーンやヴィクトリーの姪。母母グレースアドマイヤは府中牝馬S2着。オルフェーヴル×シンボリクリスエス×トニービンはエングレーバーと同じ。オルフェーヴル×シンボリクリスエスで母母にサドラーズウェルズが入るのはオーソリティと同じ。オルフェ産駒の走るパターンの配合だが、見るからに力強い中距離馬なのでマイルで高速決着になるとどうか。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
コントラチェック 名繁殖リッチダンサーの娘で、スタッブズアート(英1000ギニー3着)、ムーンクエイク、バウンスシャッセの妹。母系にフェアリーキングの血を引くディープ牝駒はハープスターやジュールポレールなどマイラー寄りに出やすい。本馬は