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▲和田騎手との対談は今回が最終回! (C)netkeiba.com
「日本一元気な42歳 “和田竜二”を大解剖!」をテーマにお送りしている対談も、今回が最終回。この秋は、デットーリ騎手やスミヨン騎手など世界のトップジョッキーが日本に集結しましたが、「いつもより勝ってない」という感覚だと和田騎手。
世界のトップジョッキーたちと差は、以前ほど大きくない。日本人騎手が今後磨くべき騎乗技術は何なのか…自身の若い頃と現在を比較しながら分析していきます。
(取材・構成=不破由妃子)
注目の新人は団野騎手「来年、絶対に跳ね上がる」
和田 この秋は海外からトップジョッキーがたくさん乗りにきているけど、「あれ? いつもより勝てないな」と思っているような気がせえへん?
佑介 ですね。昔はもっと簡単に勝てたのに…って思ってるんじゃないかと。
──それだけ日本人ジョッキーのレベルが上がったということですよね。
和田 うん。実際、ひと昔前は簡単やったからねぇ。
佑介 でも、現状でいうと、一矢報いるというか「いつもより勝てないな…」と思わせるぐらいが限界だと思いませんか?
和田 そうやなぁ。だからこそ、これ以上世界のトップジョッキーたちと差が広がらんようにしたいと思うけどね。来年こそは、勢力図を変えていかなアカン。
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▲▼この秋のGIを短期免許の騎手が制したのは、エリザベス女王杯(スミヨン騎手)とジャパンC(マーフィー騎手)の現在2レース (C)netkeiba.com、下野雄規
佑介 そうはいっても、関西は上位の層の厚さが半端じゃないですからねぇ。よほどのアクシデントがない限り、クリストフ、(川田)将雅、祐一さん、豊さんまでは変動がないような気がします。
いっぽうで、5位から15位くらいにいるジョッキーたちは、ちょっとした流れで変わってきますよね。チャンスもあるけど、落とし穴もあるというか。