4歳上位人気馬には逆らえない日経新春杯
日経新春杯はとにかく4歳馬が強い重賞だ。まずは過去10年の年齢別成績をご覧いただこう。
きれいに4歳>5歳>6歳となっていて、7、8歳馬は馬券に絡んでいない。
完全昇級制が導入されたことにより、5歳馬と将来的には6歳以上馬のグループが弱まることはあっても(以前なら降級して準オープンにいる馬もオープンのままとなるため)、4歳馬が弱くなる道理はない。
もともとの降級はこの後のタイミングに関することであって、明け4歳馬については以前と事情が変わらないからだ。
この4歳馬、不在だった2018年を除く過去10回のうち9回においてすべて連対馬を出している。2016年と17年は4歳馬がワンツー、2011年にはワンツースリーを決めており、4歳馬抜きでは馬券が組み立てられない。
さらに4歳で1番人気だった馬は過去10年[2-2-1-0]とすべて馬券に絡み、3番人気以内だった馬でも[5-5-1-2]と複勝率84.6%を誇っている。4歳馬は若くて勢いがあるだけでなく、古い時期の実績で無駄に重いハンデを背負うことがないのもプラスなのだろう。
今年はレッドジェニアルが1番人気争いをしそうで、ここはまず逆らえないところ。
あとはメロディーレーンあたりまで馬券圏内があるかどうかが焦点となる。