フェブラリーSの前哨戦。過去5年の連対馬の4角順位は平均8.5で、明らかに差し有利の傾向。ミスタープロスペクター系はもちろんだが、ストームキャットやエーピーインディの血を持つ馬がよく活躍しているのは東京ダ1400戦らしい。ミスプロ系ではノンコノユメ(父トワイニング)、カフジテイク(父プリサイスエンド)、モーニン(母父ディストーテッドヒューマー)と、フォーティナイナー系の血が最近はよく走っている。(解説:望田潤)
コパノキッキング モエレジーニアスの甥。ガネー賞のクリエイターなどが出る牝系は芝向きの斬れ味がある。そこに南関8戦5勝のゴールドヘイロー、ゴドルフィンマイル(G2・ダ1600m)のスプリングアットラストが配された。脚長でしなやかさで短距離を走るタイプで、昨年はマーフィーを背に根岸Sを快勝。最近は1200でも行きっぷりがいいが、折り合いがつけば1400もOKだろう。脚抜きのいい軽い馬場がベター。
距離○ スピード◎ 底力○ コース◎
ダノンフェイス アイアムアクトレスの甥で、ダノンシーザーのイトコで、母アイアムカミノマゴは阪神牝馬S勝ち。母母アイアムザウィナーはJRA3勝。キングカメハメハ×アグネスタキオンはアットザシーサイドと同じ。この牝系は短距離の手堅いスピードが売りで、トムフール的な無駄のない捌きで走るので、