【フェブラリーS】前走4着以下からの好走、今年はあるか?
前走を好走するか、過去に実績がある馬以外かなり厳しいレース
フェブラリーSは前走で大敗してきた馬にとってはかなり厳しいレースだ。大敗というか、前走4着以下でも過去10年[2-1-2-72](中央馬のみ)で、馬券に絡んだ5頭のうち2014年コパノリッキー以外はそれ以前にGI・JpnIで馬券に絡んだ経験があった。コパノリッキーも兵庫CSでJpnII勝ちはあったので、前走を好走するか、過去に実績があるかのどちらかでないと厳しいということになる。
今年の登録馬のうち、前走が4着以下という馬は12頭。このうち根岸S4着以下の馬(8頭)については他の条件に関わらず個人的には切る予定でいる。根岸Sで4着以下だった馬が直後のフェブラリーSで馬券に絡んだケースはGIになって以降1例しかない(2004年3着スターリングローズ)はずで、3着から絡んだケースですら1例しかない(2012年1着テスタマッタ)。
残り5頭はいずれもGI・JpnIでの3着以内歴はあるのだが、キングズガードは該当レースが2017年南部杯で古く、タイムフライヤーは芝でのもの(ホープフルS)。ケイティブレイブは好調期でもフェブラリーSでは良いところがなかった。
となると、「敢えて狙える前走大敗馬」は前々走で南部杯勝ちのサンライズノヴァか、JDD3着で条件を満たすミューチャリーか……前者は普通に買う人も多いだろうが、後者が馬券に絡んだら高配当になる。△をもう1頭、というようなときに検討する価値はある。