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【中山牝馬S】大型馬の差しがよく決まる中山1800戦 勝つのはネヴァーベンド≒ボールドリーズン

  • 2020年03月08日(日) 18時00分
中山牝馬Sの過去5年の連対馬の平均馬体重は483キロ。全牝馬重賞(古馬混合)の連対馬が467キロだから重い。ターコイズSも479キロと重く、中山の牝馬重賞は馬格が必要なのかも。逃げ馬が馬券に絡んだのは18年カワキタエンカだけで、中団以降の差しもよく決まるレースだ。過去5年の勝ち馬5頭は、いずれもネヴァーベンド≒ボールドリーズンの3/4同血の兄弟の血を持っていた。ディープ産駒は[1-1-1-11]。連対2頭はともに馬体重460キロ以上で、440キロ以下は[0-0-0-5]。(解説:望田潤)

エスポワール
 アドミラブルやイサベルの半妹で、リンカーンやヴィクトリーの姪。母母グレースアドマイヤは府中牝馬S2着。オルフェーヴル×シンボリクリスエス×トニービンはエングレーバーと同じ。オルフェーヴル×シンボリクリスエスで母母にサドラーズウェルズが入るのはオーソリティと同じ。オルフェ産駒の走る配合パターンだ。マイルの高速決着にも対応してみせたが、1800に延びるのはプラス。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース◎

ゴージャスランチ
 母シーキングマイラブはJRA3勝。母母クイーンモードはヴェルメイユ賞(仏G1・芝2400m)勝ち。マンハッタンカフェ×シーキングザゴールドで

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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