18年から4月に移行し馬齢戦となった阪神外マイルの3歳重賞。17年1着ペルシアンナイト(父ハービンジャー)、15年1着ヤングマンパワー(父スニッツェル)、19年2着カテドラル(母父ロックオブジブラルタル)など、デインヒルの血を引く馬がよく好走している。
あと19年1着イベリス、18年1着タワーオブロンドン、17年2着レッドアンシェルと、後にスプリンターとして完成する馬が毎年連対している点にも留意したい。(解説:望田潤)
ジュンライトボルト フェイズベロシティの全弟でグルーヴィット(父ロードカナロア)の3/4弟。3代母は名牝名繁殖エアグルーヴで、ドゥラメンテやルーラーシップなどキングカメハメハ系との相性には定評がある牝系だ。ナスペリオン的ストライドは大箱向きで、このソニックグルーヴの枝はフレンチデピュティの力馬っぽさも伝えるので、ベゴニア賞のような道悪はプラス。ここもできればタフな馬場になってほしい。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
タイセイビジョン クッカーニャの甥で、母ソムニアは函館2歳S3着。近親にユートピアやアロハドリームなど。母系にキングマンボとサンデーサイレンスとノーザンテーストが入るのでアンデスクイーンと配合の輪郭が似ており、