昨年はここで2着したロジャーバローズがみごとダービー制覇。このレースで連対したディープインパクト産駒は6頭いるが、ダービーでは[2-1-1-2]となかなかの好成績。ロジャーバローズ12人気1着、サトノラーゼン5人気2着、ポルトドートウィユ8人気12着、キズナ1人気1着、トーセンホマレボシ7人気3着と穴にもなるので要注目だ。
過去5年のレース上がり平均が34.8で、勝ち馬の4角順位が9、2、9、9、5。京都外回り戦にしてはそれほど上がりが速くならず、差し追い込みがよく決まるレース。(解説:望田潤)
アドマイヤビルゴサトノソロモンの全弟で、母イルーシヴウェーヴは仏1000ギニー馬。3代母エコーズはコリダ賞(仏G3・芝2100m)勝ち馬。母父イルーシヴシティはモルニ賞(仏G1・芝1200m)勝ち馬。母系にゴーンウエストとダンジグが入るのはケイアイノーテックやリアアメリアと同じで、ナスキロ柔さと同時にダンジグの強靭な後駆も引くのでわりと完成が早い。みるからに大箱向きのストライドで、京都外2200はベストコースといえるかも。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース◎
アリストテレスリンカーンやヴィクトリーの甥でアドミラブルのイトコで、母母グレースアドマイヤは府中牝馬S2着。フサイチコンコルドなども出るおなじみバレークイーンの牝系。