ジュールポレール、アドマイヤリード、プリモシーン、ミッキークイーン、ミナレットと、サンデーサイレンスとミスタープロスペクターとスペシャル血脈(ヌレイエフやサドラーズウェルズなど)を併せ持つ馬が毎年上位争いを演じている。
ディープインパクト産駒はここ5年では[1-2-3-16]。馬場が渋った18年と17年は、ジュールポレール(母父父フェアリーキング)、リスグラシュー(母父母父サドラーズウェルズ)、デンコウアンジュ(父父父サドラーズウェルズ)と、サドラーズウェルズ=フェアリーキングを持つ馬が絡んでおり穴にもなっている。(解説:望田潤)
アーモンドアイ母フサイチパンドラはエリザベス女王杯の勝ち馬。3代母セックスアピールはエルグランセニョールやトライマイベストを産んだ名繁殖で、本馬はそのトライマイベストの3/4同血クロス5×2を持ち、父のしなやかさと母のパワーを足して割ったような体質が絶妙だ。圧巻の秋天を見てのとおり、東京はベストパフォーマンスを発揮できる舞台。今は1800〜2000がベストだろうが、ブエナビスタやウオッカのように差し切らなければならない。
距離○ スピード◎ 底力◎ コース◎
アルーシャ母ザズーはラスヴィルヘネスS(米G1・ダ8F)とレディズシークレットS(米G1・ダ8.5F)に勝った。