3歳馬のオープン特別として行われてきたが、18年から重賞に。アリンナはボールドルーラー5×6、ナックビーナスの母はボールドルーラー6×6、ジャストドゥイングの母はボールドルーラー4×6、アスターペガサスはボールドルーラー5・6×8・8、ラブカンプーの母はセクレタリアト=シリアンシー4×4。京都芝1200戦らしくボールドルーラー系の小脚が毎年活躍している。ただし取り上げた3頭にボールドルーラーのクロスを持つものはいない。16年から牝馬が4連勝中のレースでもある。(解説:望田潤)
サヴァイヴ近親にロッキンジS(英G1・芝8F)やデューハーストS(英G1・芝7F)に勝ったベラードなどがいる牝系で、母ザナはガリレオ産駒でミスタープロスペクター4×3とノーザンダンサー3×5。キンシャサノキセキは父も母も自身もアウトブリードなので、こういう強いクロスをもつ繁殖との配合が成功する。ミスプロが強い体型の短距離型でしなやかだが、母父がガリレオだから高速戦よりはちょっと時計がかかってしぶといタイプだ。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○
ビアンフェエントシャイデンやブランボヌールの3/4弟でダコールの甥。