中山内2000で行われる秋華賞トライアル。一昨年の勝ち馬ノームコアはハービンジャー×クロフネでロベルトの薄いクロス(6×6)を持っていたが、他にもパッシングスルー(母父クロフネ)、ディアドラ(父ハービンジャー)、ホワイトエレガンス(父クロフネ)、ランドネ(父ブレイム)など、毎年のようにロベルトの血を引く馬が馬券に絡んでいる。取り上げた5頭ではウインマイティー(父ゴールドシップ)とスカイグルーヴ(父エピファネイア)がロベルトの血を引く。(解説:望田潤)
ウインマイティー母アオバコリンはTCK女王杯3着など交流重賞で活躍。近親に愛1000ギニー2着ジュリーラルースなどがいる。父ゴールドシップは初年度からブラックホールやサトノゴールドを輩出。母父がアリダー系カコイーシーズだから、ステイゴールド×カコイーシーズのナカヤマナイトと似た配合で、本来は東京より中山向きだろう。開幕週で時計や上がりが速くなりすぎるとどうかだが、好位捲りで力は出せる。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
スカイグルーヴ母アドマイヤセプターはドゥラメンテの全姉で京阪杯2着。母母アドマイヤグルーヴはエリザベス女王杯勝ち。3代母エアグルーヴは名牝名繁殖で子孫に活躍馬多数。エピファネイア×キングカメハメハ×サンデーサイレンスまで