ここ5年のレース上がり3Fは36.4(稍)、35.2(良)、37.0(重)、34.4(良)、35.3(良)。勝ち馬の4角順位は5、12、9、8、6。コーナー4つの京都芝内2000で道中の動きが激しくなりがちで、持続力も問われる差しケイバになりやすい。良馬場で行われた16年はヴィブロス、15年ミッキークイーンとともにディープ産駒が勝ち、18年はアーモンドアイの2着3着がディープ産駒だった。登録馬ではオーマイダーリン、サンクテュエール、ソフトフルート、デゼル、マジックキャッスル、ミヤマザクラ、リアアメリア、レイパパレがディープ産駒で、アブレイズ、ダンツエリーゼ、フィオリキアリ、マルターズディオサがキズナ産駒で、ムジカは母父がディープインパクト。(解説:望田潤)
アブレイズ 母エディンはJRA5勝。3代母リリオの産駒にトレイルブレイザーがいる。ボスラシャムやヘクタープロテクターなども同牝系。キズナ産駒で母系にタイキシャトルが入るのはクリスタルブラックと同じで、カーリアンが入るのはマルターズディオサと同じ。キズナ産駒らしい前向きな先行で、母父ジャングルポケットなので粘着力に富む。ここ2走は上がりのケイバで持ち味が出せなかった。タフなレースなら見直しの余地が。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○
ウインマイティー 母アオバコリンはTCK女王盃3着など交流重賞で活躍。近親に愛1000ギニー2着ジュリーラルースなどがいる。父ゴールドシップは初年度からブラックホールやサトノゴールドを輩出。母父が