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【秋華賞予想】上がり35秒台の持続戦&差しケイバ 良馬場ならディープ産駒が必ず連対

  • 2020年10月11日(日) 18時00分
ここ5年のレース上がり3Fは36.4(稍)、35.2(良)、37.0(重)、34.4(良)、35.3(良)。勝ち馬の4角順位は5、12、9、8、6。コーナー4つの京都芝内2000で道中の動きが激しくなりがちで、持続力も問われる差しケイバになりやすい。良馬場で行われた16年はヴィブロス、15年ミッキークイーンとともにディープ産駒が勝ち、18年はアーモンドアイの2着3着がディープ産駒だった。登録馬ではオーマイダーリン、サンクテュエール、ソフトフルート、デゼル、マジックキャッスル、ミヤマザクラ、リアアメリア、レイパパレがディープ産駒で、アブレイズ、ダンツエリーゼ、フィオリキアリ、マルターズディオサがキズナ産駒で、ムジカは母父がディープインパクト。(解説:望田潤)


アブレイズ
 母エディンはJRA5勝。3代母リリオの産駒にトレイルブレイザーがいる。ボスラシャムやヘクタープロテクターなども同牝系。キズナ産駒で母系にタイキシャトルが入るのはクリスタルブラックと同じで、カーリアンが入るのはマルターズディオサと同じ。キズナ産駒らしい前向きな先行で、母父ジャングルポケットなので粘着力に富む。ここ2走は上がりのケイバで持ち味が出せなかった。タフなレースなら見直しの余地が。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○

ウインマイティー
 母アオバコリンはTCK女王盃3着など交流重賞で活躍。近親に愛1000ギニー2着ジュリーラルースなどがいる。父ゴールドシップは初年度からブラックホールやサトノゴールドを輩出。母父が

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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