ラッキーライラック、リスグラシュー、メジャーエンブレムと、過去5年の連対馬から後のGI馬が3頭出ており、クラシックロードにつながる東京芝マイル戦。まずは素質や将来性を重視。いっぽう17年13人気2着サヤカチャン(父父の母父マルゼンスキー)、16年5人気3着シグルーン(ニジンスキー6×5のクロス)、そして15年12人気1着デンコウアンジュ(母父父カーリアン)と、穴をあけた馬はニジンスキーの血を引いていることが多い。ちなみに取り上げた5頭ではオレンジフィズがニジンスキー6×7で、ソダシとテンハッピーローズもニジンスキーの血を引く。(解説:望田潤)
オレンジフィズクレスコグランド、アプリコットフィズ、ダービーフィズ、コロンバスサークルの姪で、レッドジェノヴァのイトコ。母シャンボールフィズはJRA2勝。母母マンハッタンフィズはマンハッタンカフェの全妹。エピファネイア×キンカメ×サンデーはデアリングタクトと同じ。脚長でしなやかな中距離馬で、東京に替わるのはプラスだろう。デビュー戦を悠然と逃げ切ったが、エピファ産駒だから揉まれるとよくないかも。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
ストゥーティシンハライトやアダムスピークの姪で、母リラヴァティはマーメイドS勝ち。母母シンハリーズはデルマーオークス(米G1・芝9F)勝ち。モーリス産駒でサンデーサイレンスと