近年の中山芝外2200の重賞(AJCC、オールカマー、セントライト記念)を振り返ると、ミッキースワロー、ダンビュライト、アルアイン、ゼーヴィント、グレイル、ステイフーリッシュなどなどリピート好走がけっこう目につく。ショウナンバッハ&キタサンブラックやレイデオロ&レイエンダなどきょうだいでの好走も。取り上げた5頭では、サトノフラッグが昨年のセントライト記念2着で、ラストドラフトが昨年のAJCC3着。ステイゴールド産駒がちょくちょく複穴になっているのも頭の隅に置いておきたい。(解説:望田潤)
アリストテレス ヴィクトリーやリンカーンの甥で、アドミラブルやエスポワールのイトコで、フサイチコンコルドやアンライバルドなども出るバレークイーンの牝系。エピファネイア×ディープインパクトはオーソクレースやムジカと同じで、サンデーサイレンスとサドラーズウェルズのクロスも同じ。晩成の中長距離血統で、早くから素質は見せていたが、菊花賞2着も含め伯父のリンカーンに近いイメージに完成しつつある。エピファ産駒だけに馬群で揉まれ込むのはよくないかも。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
ウインマリリン ウインマーレライ、マイネヒメル、イペルラーニオの半妹。母父フサイチペガサスはケンタッキーダービー馬で、サトノゴールドやサージェントバッジやロードレガリスなどの母父。スクリーンヒーロー産駒でダンジグのクロスは