今年は中京芝1200で行われるシルクロードS。最近の中京芝1200重賞(高松宮記念、セントウルS、CBC賞)を振り返ってみると、ダノンスマッシュとダイアトニック(父ロードカナロア)、モズスーパーフレア(父スパイツタウン)、ミスターメロディ(父スキャットダディ)、レッドアンシェル(母父ストームキャット)と、ストームキャットの血を引く馬が必ず馬券に絡んでいる。ここで取り上げた5頭では、ライトオンキュー(父シャマーダル)とラウダシオン(母父ソングアンダプレイヤー)がストームキャットの血を引く。(解説:望田潤)
ヴェスターヴァルト マルシュロレーヌやアヴニールマルシェの甥で、母サンブルエミューズはフェアリーS3着。牝祖キョウエイマーチは桜花賞馬でトライアンフマーチやインペリアルマーチの母。父ノヴェリストはキングジョージ勝ち馬でラストドラフトやヴァルコスの父。ナイトシフト≒ノーザンテーストのニアリークロスが配合の軸で、この影響が強い1400パワー型。1200で高速決着になって対応できるかがカギだが、荒れ馬場はいいし急坂コースも合う。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
コントラチェック 名繁殖リッチダンサーの娘で、スタッブズアート(英2000ギニー3着)、ムーンクエイク、バウンスシャッセの妹。母系にフェアリーキングの血を引くディープ牝駒は