大昔からクラシックの最重要ステップだが、最近はトライアルを使わず直行のローテが増えており、ここ2年の出走馬からクラシック連対馬は出ていない。16〜20年までディープインパクト産駒が5連勝中(11頭出走し[5-1-0-5])で、特に母父フレンチデピュティはメイショウテンゲン、カデナ、マカヒキと出走3頭とも勝利。ハーツクライ産駒は5頭出走し[0-3-0-2]で、母系にダンジグが入る産駒はワーケアとマイスタイルどちらも2着。昨年も一昨年もディープ1着ハーツ2着で決まっているが、取り上げた5頭にはディープ産駒もハーツ産駒もいない。ダノンザキッドは父がハーツクライ産駒で母父がダンジグ系。(解説:望田潤)
ゴールデンシロップ ウインレックスの甥で、母母オンリーロワイヤルはヨークシャーオークス(英G1・芝約12F)勝ち馬。父ハヴァナゴールドはテオフィロ〜ガリレオ〜サドラーズウェルズとさかのぼる父系だが、ダンジグ4×4でジャンプラ賞(仏G1・芝1600m)に勝ったマイラー。本馬はオンリーロワイヤルやその父カーリアンの影響も強く、ミスワキ≒ゴーンウエスト5×3らしいナスキロ柔いストライドで東京で勝ち上がり。大箱向きの中距離馬とみたい。中山よりは東京だろう。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
シュネルマイスター モーリスラクロアT(独G3・芝1400m)勝ちゼリエンホーエの甥で