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【中山牝馬S予想】大型馬の差しがよく決まる中山1800戦 勝つのはネヴァーベンド≒ボールドリーズン

  • 2021年03月07日(日) 18時00分
過去5年の連対馬の平均馬体重は480キロで、全牝馬重賞(古馬混合)連対馬の平均が467キロだから重い。大型牝馬が強いレースだ。逃げ馬が馬券に絡んだのは18年カワキタエンカだけで、中団以降の差しもよく決まる。血統的な傾向としては、過去5年の勝ち馬5頭はいずれもネヴァーベンド≒ボールドリーズンの兄弟の血をもつ。昨年もネヴァーベンドの血を引く496キロのフェアリーポルカが中団から差し切った。ネヴァーベンド≒ボールドリーズンをもつ馬格のある差し馬となると、取り上げた5頭ではホウオウピースフルが当てはまる。(解説:望田潤)

アブレイズ
 母エディンはJRA5勝。3代母リリオの産駒にトレイルブレイザーがおり、ボスラシャムやヘクタープロテクターなども同牝系。キズナ産駒で母系にタイキシャトルが入るのはクリスタルブラックと同じで、カーリアンが入るのはマルターズディオサやハギノアレグリアスと同じ。母父がジャングルポケットなので粘着力が武器で、上がりがかかったフラワーCや愛知杯では好走、上がり3FのケイバになったオークスやローズSは凡走。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎

アルーシャ
 プライドランドの全姉でタップザットのイトコ。母ザズーはラスヴィルヘネスS(米G1・ダ8F)とレディズシークレットS(米G1・ダ8.5F)に勝った。ディープ×タピットは

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競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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