17年からGIに昇格。20年と19年はラッキーライラックとアルアインがイン好位抜け出し、18年はスワーヴリチャードが向正面先頭、17年はキタサンブラックが番手抜け出しで勝った。良だと外々を回って差すのは厳しいレースだが、今年は京都開催がないぶん阪神での開催が多く、例年のようなバイアスではないかも。
ラッキーライラックもアルアインもスワーヴリチャードもキタサンブラックも「父スタミナ×母スピード」「父中距離×母マイラー」で、母のスピードで先行し父のスタミナで粘る脚質になりやすいから、阪神内回り向きの配合形といえる。(解説:望田潤)
アドマイヤビルゴサトノソロモンの全弟で、母イルーシヴウェーヴは仏1000ギニー馬。3代母エコーズはコリダ賞(仏G3・芝2100m)勝ち馬でイッテツの母母。ディープ産駒で母系にゴーンウエストが入るのはケイアイノーテックやリアアメリアと同じでストライドで走る配合だが、母父イルーシヴシティがモルニ賞(仏G1・芝1200m)に勝ったパワースプリンターなのでパワーと機動力兼備。一言でいうと弱点の少ない中距離馬で、2戦2勝の阪神内2000で巻き返したい。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○
カデナスズカコーズウェイの半弟で、