20年クルーガー、18年ヒーズインラブ、17年ロジチャリス、16年マジックタイムと、ここ5年の勝ち馬のうち4頭がロベルトの血を引く(15年モーリスも)。また19年はフィアーノロマーノとプリモシーン、18年はヒーズインラブとキャンベルジュニア、17年はロジチャリスとキャンベルジュニアと、3年連続でデインヒルをもつ馬がワンツーを決めている点にも注目。いかにも中山マイル戦らしい傾向で、今年もこの両血脈をもつ馬は要チェックだ。取り上げた5頭では、カテドラルとルフトシュトロームがデインヒルをもつ。(解説:望田潤)
カテドラルジェベルムーサの3/4弟で、母母アニマトリスはマルレ賞(仏G2・芝2400m)勝ち馬。ハーツクライ×ロックオブジブラルタルはグレイルと同じ。全体に母父父デインヒルの血を増幅した配合になっていて、デインヒルを斬れ脚質にしたようなマイラー。中距離では力んで走っていたが、マイルで差すケイバがすっかり板についた。右回りもOKだが、大箱向きのナタの斬れでズドーンと差すので、中山だと外差しバイアスになってほしいか。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
カラテグランドサッシュの甥。牝祖ゴールデンサッシュは