ここ5年ではディープインパクト産駒は[3-1-2-13]。良馬場だと[2-1-2-8]で必ず馬券に絡んでいる。馬券に絡んだ6頭のうち、450キロのダノンキングリー以外は462〜518キロで、良なら馬格のあるディープ産駒が必ず好走するともいえる。
また勝ち鞍こそないが、20年2着サリオス(デインヒル)、19年2着ヴェロックス(グランドロッジ)、18年3着ジェネラーレウーノ(デインヒル)、17年2着ペルシアンナイト(デインヒル)、16年3着サトノダイヤモンド(ルアー)と、ダンジグ系の血を引く馬が毎年絡んでいるのは中山のGIらしい。
稍重だった20年と18年は、キングマンボ(ガロアクリーク8人気3着、サンリヴァル9人気2着)の血を引く馬が美味しい馬券に。取り上げた馬でダンジグの血を引くのはグラティアス、ダノンザキッド、ディープモンスター、ラーゴム、ルーパステソーロ。(解説:望田潤)
アサマノイタズラリノワールドの弟で、母ハイタッチクイーンはJRA3勝(芝1800〜2000m)。牝祖レディステラはフェアリーS勝ち馬。ヴィクトワールピサ産駒で母系にダンシングブレーヴとサドラーズウェルズが入りミスプロのクロスだからブレイキングドーンと似た配合で、持続力に富む脚質で道悪が巧いのも似ている。水仙賞はスローでかかり気味で直線脚を余したようなレース。2000に延びるのはいいが、いずれにしても時計のかかる決着での狙いに。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
アドマイヤハダルスイープトウショウ、トウショウフリーク、トウショウデザイアの甥で、トウショウカズンやスイープセレリタスのイトコ。3代母サマンサトウショウはエプソムC勝ち馬。ロードカナロア×ディープインパクトはファンタジストやドナウデルタと同じで、