20年は2着レシステンシアと3着ギルデッドミラー、19年は3着カテドラル、18年は1着ケイアイノーテックと2着ギベオン、17年は2着リエノテソーロ、16年は1着メジャーエンブレムと2着ロードクエスト。ダンジグの血を引く馬が毎年上位をにぎわせる。昔からデピュティミニスター系の血を引く馬がよく好走するレースとしても知られ、最近も父クロフネのアエロリットが勝ち、母父ゴーストザッパーのギベオンが2着、母父フレンチデピュティのレインボーラインが3着。ストームキャットやダイワメジャーといった有力なマイラー血脈も順当に活躍している。
(解説:望田潤)
アナザーリリックポップロック、スピードリッパー、カノンコード、ペンタトニックなどの姪で、母アンソロジーはJRA2勝。父リオンディーズはエピファネイアの半弟でシーザリオの息子で、初年度産駒からピンクカメハメハなどを輩出。母父がサクラバクシンオーなので機動力も十分で、アネモネSでは外々を捲り上げてエンジンが違うという勝ち方だった。リオンディーズ産駒だから馬群に入らないのもよかったか。父に似た大トビで東京マイルは合っている。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
ヴィジュネル母コードネームはハットトリックの全姉でJRA3勝。母母トリッキーコードはサンタイネスS(米G2・ダ7F)勝ち馬。父マクフィはドバウィ産駒で英2000ギニーなどに勝ち、メイクビリーヴ(仏2000ギニー、ミシュリフの父)、ルーチェドーロ、カレンロマチェンコ、オールアットワンスなどを輩出。マクフィ産駒