アーモンドアイ(20年1着)、ジュールポレール(18年1着)、アドマイヤリード(17年1着)、プリモシーン(19年2着)、ミッキークイーン(16年2着)と、サンデーサイレンスとミスタープロスペクターとスペシャル血脈(ヌレイエフやサドラーズウェルズなど)を併せもつ馬が毎年連対圏に。今年の登録馬ではエーポス、テルツェット、ディアンドル、デゼル、マルターズディオサ、ランブリングアレーがこの3血脈をもつ。馬場が渋った18年と17年は、ジュールポレール(母父父フェアリーキング)、リスグラシュー(母父母父サドラーズウェルズ)、デンコウアンジュ(父父父サドラーズウェルズ)と、サドラーズウェルズ=フェアリーキングをもつ馬が絡んでおり穴にもなっている。ディープ産駒はここ5年では[1-3-3-21]。(解説:望田潤)
イベリスベルカントの半妹でエレヴァートの半姉。母セレブラールはJRA3勝(全て1200)。近親にクイーンズランドオークス2着ラスサラーなどが出る。母父ボストンハーバーは北米2歳チャンピオン。カナロア産駒は追って味があるタイプも多いが、本馬はベルカントやクロコスミアなどと同じく、母父ボストンハーバーの軽いスピードでフワッと先行する脚質になった。阪神牝馬Sはペースを緩めすぎた感もあるがマイルも少し長い。高速巡行で逃げたほうが残り目はあるか。
距離○ スピード◎ 底力○ コース○
エーポスカイザーミノルの半妹で、サラナックS(米G3・芝9.5F)勝ちロックロブスターの姪で、母母タドウィガはメイトロンS(愛G3・芝8F)勝ち。母父スマートストライクはストロングリターンやレッドオーヴァルなどの母父。そこにジャスタウェイだからナスペリオン的なストライドで走るマイラーで、