京都ダ1900で行われる唯一の重賞だが、今年は中京ダ1900で代替開催される。最近中京ダ1900で行われたオープン競走は2月のアルデバランSと10月のシリウスSで、アルデバランSに勝ったロードレガリスがもつトニービンとサドラーズウェルズは3勝クラスの好走馬もよくもっているので、1800よりもスタミナ重視という頭でいいか。また1月の瀬戸S(3勝C)はウェルカムゴールド(4人気1着)とスマートフルーレ(7人気3着)、ゴールドアリュール産駒が1着3着だったが、シリウスSでもゴルア産駒サクラアリュール(7人気2着)が穴をあけている。(解説:望田潤)
アメリカンシード競馬名誉の殿堂博物館S(米G2・芝8.5F)2着ペルゴーの半弟で、エルカミノレアルダービー(米G3・AW9F)勝ちシルヴァーメダリオンの甥で、母スウィートトーカーはクイーンエリザベス二世チャレンジC(米G1・芝9F)勝ち。北米G1を2勝したインクルードミーアウトなども近親だ。ラニと同じタピット産駒だが母は芝馬だし身のこなしもボルキロ柔いので、ダートなら大箱向き高速馬場向きのタイプだろう。マーチSは砂をかぶって戦意喪失。揉まれず先行できれば。
距離○ スピード◎ 底力○ コース◎
オーヴェルニュヴォージュの下で、母ギュイエンヌはJRA3勝。父スマートファルコンはゴールドアリュールの代表産駒で帝王賞などダートの大レースを勝ちまくった。産駒もティーズダンクやリワードアンヴァルなどダート巧者が多い。母系に