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【日本ダービー予想】ソダシに続いて、エフフォーリアも消しにいく!! 皐月賞の「儲かる軸馬」が、なぜダービーで消し対象になるのか?/第32回

  • 2021年05月26日(水) 18時00分
先週のオークスでは妙味度の低いソダシを「消し」にしましたが、なんと今週のダービーでも、エフフォーリアを消すことになりそうです。
皐月賞では「儲かる軸馬」に該当したエフフォーリアが、なぜダービーでは消し対象になるのか? 妙味度を見ていただければ納得すると思います。
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング 編集K3)

「東京」「長距離」の妙味度に大きな差


編集K3(以下、K3) さあ、いよいよダービーです。初めて読まれる方もいらっしゃるかもしれないので、このコラムの趣旨を改めて説明しておきましょう。

 そうですね。

K3 まず、「軸選びさえ間違えなければ、あとはなんとかなる!」をテーマに、「儲かる軸馬」をあぶり出すというのがコンセプトです。

 儲かる馬というのは過小評価されている馬のことで、このコラムでは出走各馬の騎手、種牡馬、厩舎がどれだけ過小評価されているかを判定する「妙味度」という独自の評価指数を使っています。

K3 過小評価されている馬を中心に馬券を組み立てれば、当たったときに美味しい配当になるので、自然に回収率が上がっていくということですよね。実際に、「儲かる軸馬」の複勝回収率は通算で132%、2021年が153%となっています。

 やはり、競馬で勝つためには過小評価されている馬を買わなければいけませんからね。

K3 ルールの詳細については第1回を参照してもらえればと思います。

 続いて、ダービーの予想にいく前に、先週の回顧をしておきましょう。オークスは妙味度の低かったソダシを消して勝負しましたが、「儲かる軸馬」のステラリアが来なかったので外れてしまいました。

 ハギノピリナ(16番人気3着)、タガノパッション(10番人気4着)など、相手に挙げた馬は1〜6着に好走したんですけどね。

K3 最近、軸とヒモが噛み合いませんね。しかも、「ソダシを応援したいミーハーな自分との戦い」とか言って勝負しましたが、まさかステラリアがソダシに絡んで共倒れになるとは思いませんでした……。

 あの乗り方については色々と言われているようですが、それでも川田騎手の妙味度は高いですからね。

K3 もしあれで川田騎手がまた過小評価されるとしたら、むしろ狙っていくべきですよね。

 人の心理を逆手に取るために作ったのが「卍指数」や「妙味度」ですからね。

K3 それではダービーの予想に移りましょう。以前、エフフォーリアの妙味度が低くなりそうだとおっしゃっていたのがすごく気になっています。

 そうなんです。まず、ダービーの上位人気馬の総合妙味度を見てもらいましょう。

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卍

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2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。

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