【エプソムC予想】重賞戦線で人気裏切り馬を量産中の低レベル現4歳世代牡馬(2)
ほとんど人気を裏切った昨年に続いて、今年に入っても芝重賞OPレースで僅か5勝のみの現4歳世代牡馬
現4歳世代馬(2017年生まれ世代)のトップレベル層のレベルの低さについては、昨秋シーズンから度々ピックアップしてきました。
例えば秋華賞は(当コラムで指摘した通り)前走古馬混合2勝クラス戦を勝ち上がったばかりのソフトフルートが穴をあけるなど、上位入線馬6頭中4頭が春クラシック不出走の上がり馬から輩出。菊花賞でも(当コラムで指摘した通り)直近で古馬相手に戦っていた上がり馬アリストテレスが2冠馬コントレイルを最後まで苦しめる激走を見せるなど、同世代の既存トップレベル層であるクラシック戦線組の脆弱さが裏付けられるレース結果となっていました。
今でも牡馬・牝馬どちらもレベルの低い世代と見ていますが、牝馬の場合には新陳代謝が早くてよりハイレベルな上の世代のトップレベル層が抜け落ちて行く分だけ、レベルが低いとしても自ずと主力を形成することになる4歳世代馬が好結果を出せてしまう自然の摂理があります。ただし、牡馬の場合には力のある馬は年齢を重ねても現役を継続して活躍も持続させられますので、