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【宝塚記念予想】「夏は牝馬」の格言は本当か? 牝馬が上位人気を占めるグランプリをどう買うべき?/第36回

  • 2021年06月23日(水) 18時00分
近年の宝塚記念は「牝馬を軸にしておけば儲かる」と言われるほど牝馬の好走が目立っています。しかし、今年は1〜3番人気が牝馬になりそうで、「牝馬を軸にしておけば〜」と言われてもどの馬にしていいのかわかりません。
最も妙味のある馬、軸にすべき馬はどれなのか? 破壊力抜群のツール「妙味度」でジャッジします!
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング 編集K3)



圧倒的な妙味度の差で「儲かる軸馬」になったのは?


編集K3(以下、K3) 先週のマーメイドSは「儲かる軸馬」に指名したキズナ産駒のアカイイトが除外になり、同じくキズナ産駒のアブレイズを繰り上げて「儲かる軸馬」にしたところ、もう一頭のキズナ産駒シャムロックヒルに勝たれてしまいました。

 やはり一筋縄ではいかないレースでしたけど、あの条件でキズナの妙味度が高いというのは間違っていませんでしたね。またそのうちにキズナにお世話になる日がくるでしょう。

K3 さて、今週は上半期を締めくくるグランプリレース、宝塚記念です。今年はコントレイルをはじめ、有力馬の回避が相次ぎました。このコーナーが始まって以来、菊花賞、ジャパンC、大阪杯と、コントレイルが出走するレースは全部当たっていたので、楽しみにしていたんですけどね。

 でも、グランプリ3連覇を狙うクロノジェネシスと、無敗で大阪杯を制したレイパパレの激突に焦点が当たって、これはこれで面白いですよね。

K3 しかも、予想3番人気も牝馬のカレンブーケドールですよ。ただでさえ宝塚記念は牝馬が強いレースなのに、今回は強い牝馬がそろった感じですね。

「夏は牝馬」という格言がありますが、夏場は本当に牝馬の回収率が高くなるんですよ。下の表は7、8月の牝馬限定戦以外のレースにおける性別成績なんですが、芝では牝馬のほうが単勝、複勝とも回収率は高くなります。

儲かる軸馬

K3 基本的に牝馬は牡馬に比べて回収率が低いと、卍さんはおっしゃっていましたが、夏場の芝では逆転するんですね。

 そうですね。牝馬がパフォーマンスを上げているのか、相対的に牡馬よりもバテていないだけかはわかりませんけど、冬場に比べて大きく回収率を上げる傾向はずっと変わっていません。

K3 まさに宝塚記念は、牝馬の季節の到来を告げるレースということですね。それでは、予想していきましょう。

 予想1〜5番人気の総合妙味度は以下の通りです。

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卍

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2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。

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