【CBC賞予想】今年は小倉開催!!ハンデに恵まれた馬は
単純に持ち時計が速い馬を買う手もある
今年のCBC賞は小倉施行ということももちろんポイントだが、出走頭数が13頭と過去20年の最少タイ、さらに牝馬や軽ハンデ馬の比率が高い一戦となった。
セックスアローワンスを考慮するとトップハンデはアウィルアウェイ。北九州記念3着馬で当時も今回と同じ55.5キロ。過去3走のうち2走はGIでノーカウント扱いにもできる。GIIIレベルでは格上的存在だがなにしろ脚質が極端なので、軸にはしづらい。ヒモ上位の扱いが妥当というところか。
ヨカヨカは51キロとハンデに恵まれたように見えるが、3歳牝馬なので実はハンデ上位から3番目タイということになる。それでも斤量の絶対値が小さいことは有利に働きそうだし、平坦芝1200mはこの馬にとってベストの条件だ。
ピクシーナイトははじめての1200m。ここ3走マイル戦でハナへ行っているが、1200mはまた事情が違う。スムースに流れに乗れれば地力で上位争いができるが、距離短縮がマイナスになった場合は大敗のリスクもある。
同じ勝負服のビオグラフィーも逃げが選択肢に入るだけに、2頭の折り合いがどうなるか。ビオグラフィーは小倉で7着2回だが、1回は13番人気でのもの。もう一度は外枠が響いた。前走もかなり踏ん張れていたし、展開不利にさえならなければここでも楽しみな存在だ。
タイセイビジョンは函館2歳S2着もあり1200mがダメということはないだろうが、なまじ重賞勝ちがあることに加え4歳7月になったので持ちハンデが57キロに。それでも人気薄の軽ハンデ組には先着できると思うが、上位人気同士の争いでこのハンデはややしんどい面もある。
メイショウチタンは本来重賞だと少し足りないはずだが、今回は明らかにメンバーが軽い。この馬の安定味を生かせば上位争いも可能だろう。
個人的には、本命というわけではないがクリノアリエルに注目している。単純に持ち時計が速く、2位のクーファウェヌスに0.6秒差。しかも約5か月前に出したばかりのものだし、敢えて単純に考えてみる手もあると思う。