前走がハンデ戦か否かに着目
七夕賞はハンデ戦なので、ハンデはやはり気になるところ。今回の絶対値もそうだが、前走からの変動も意識しなくてはならない。
変動ということだと前走オープン組と条件戦組で事情が異なるので、まずは条件戦組を切り離す必要がある。ちなみに前走条件戦組は過去10年[0-0-3-8]。今年は2勝クラスから来るスカーフェイスだけだが、過去10年唯一の前走2勝クラス組だったソールインパクトが2017年に3着だったので、一応注意したほうがいい。
それはそうと、前走オープン組だけに限定したあと、次に気にすべきが前走の斤量条件。前走もハンデ戦なら変動は小さい(勝って上がるか、負けが続いていて微減するか)が、その他の条件だと変動が大きく、効いてくる可能性がある。
前走もハンデ戦だった馬は過去10年[2-6-1-53]。回収率は単40%・複52%とかなり低い。中でも前走から斤量が減った馬は[1-0-0-13]でイタリアンレッド(2011年)が単穴をあけたものの、複回収率は34%でこの組の中でも特に低い。
前走が「ハンデ戦以外」だった馬は[8-4-6-62]。回収率は単241%・複152%で人気薄好走馬がかなり出ている。
内訳は、
で、斤量減組から派手な穴は出る(馬券に絡んだ8頭のうち6頭が10番人気以下)のだが、複勝率16.7%ということは的中頻度が微妙。軸に向くのは勝率・複勝率を考えると斤量増組のほうだろう。
今回、前走がハンデ戦でなく、かつ今回斤量増なのはクレッシェンドラヴとワーケア。軸候補はこの2頭か。前走がハンデ戦でなく今回斤量減なのは9頭。こちらからは人気薄であることを前提に、配当を伸ばせるヒモ馬を選びたい。