最初のJRA2歳重賞だけに、20年リンゴアメ(10人気1着)、18年ラブミーファイン(7人気2着)、17年ウインジェルベーラ(12人気2着)と、牝馬がよく穴をあけている。いっぽうで20年モンファボリ(1人気13着)、19年レッドヴェイパー(1人気5着)と、近2年は牝馬が1人気を裏切ってもいるが…。血統的にはビアンフェ、モンドキャンノ、ブランボヌールなど母父にサクラバクシンオーをもつ馬の好走が目立つ。取り上げたなかではポメランチェが母父サクラバクシンオーの牝馬。(解説:望田潤)
カイカノキセキ母カイカヨソウはロジータ記念や東京プリンセス賞に勝ち、北海道2歳優駿3着と交流重賞で活躍。近親にレモンスフレII(欧2歳女王)やドルチェリモーネなどがいる。母はミスタープロスペクター3×4で、そこにアウトブリードのキンシャサノキセキを配したのはセオリーどおり。自身はヘイロー4×6で、配合どおりミスプロ的な短距離体型でヘイロー的な軽い脚捌きで走る。ちなみにキンシャサノキセキ産駒は17年カシアス1着、16年モンドキャンノ2着。
距離◎ スピード○ 底力○ コース◎
トーセンサンダーカグラヒメの甥で、