例年、牝馬の活躍が目立つ札幌記念ですが、今年も牝馬が主役になりそうです。白毛初のGI馬ソダシ、今秋は渡米しブリーダーズCフィリー&メアターフを目指すラヴズオンリーユー、上がり32秒5の末脚で目黒記念を制したウインキートスが上位人気に支持されそうですが、はたして妙味度はどの馬を「儲かる軸馬」として推すのでしょうか?
(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング 編集K3)
「夏は牝馬」の格言は期待を裏切らない
編集K3(以下、K3) 先週の関屋記念は、僕の祈りが通じて「夏は牝馬」作戦になりましたが、でっかいオスが2着に来てしまいました。
卍 カラテはヒモに入っていませんでしたね。
K3 でも、1、3着は牝馬でしたし、やっぱり「夏は牝馬」の格言は期待に応えてくれます。もうちょっとで夏が終わってしまうのが残念です。
卍 今週の札幌記念も「夏は牝馬」が使えるんじゃないですか?
K3 3歳牝馬のソダシが出てくるんですよね?
卍 はい。妙味度の天敵、ソダシが(笑)。
K3 ソダシの妙味度が100を超えたのは阪神JFだけですもんね。
卍 桜花賞の後「ソダシが初めて飛んだときに高配当を獲ろう」と話していましたが、残念ながらオークスは獲れませんでした。
K3 でも、もしかするとここはチャンスかもしれませんよ。「オークスは引っかかったけど、2000mなら」と思われるはずなので、人気になりますよね。
卍 しかも、3歳牝馬は斤量52キロですからね。
K3 3歳牝馬は2014年にハープスターが勝っています。ちなみに、2着は須貝厩舎のゴールドシップでした。須貝先生からしたら、このとき斤量5キロ差は圧倒的に有利だと思ったわけですよね。
卍 そうでしょうね。
K3 ソダシの総合妙味度が100を超えない前提で話していますが、もしかするともしかするので、続きは妙味度を見てからにしましょう。
卍 はい。札幌記念の予想1〜5番人気の総合妙味度はこのようになっています。