20年と19年はトロワゼトワル(母父ハーツクライ)が連覇しているが、18年勝ち馬ミッキーグローリー、20年3着ボンセルヴィーソ、18年3着ロジクライもトニービンの血を引く。開幕週の中山マイルで意外な傾向ともいえるが、あまりペースが緩まず持続力も問われる流れになりがちだからか。ディープインパクト産駒はここ5年で[1-4-1-9]で、牝馬に限れば[0-3-0-3]。取り上げた5頭でトニービンをもつ馬はいない。ディープインパクト牝駒はコントラチェックとスマイルカナ。(解説:望田潤)
カラテグランドサッシュの甥。牝祖ゴールデンサッシュはサッカーボーイの全妹で、ステイゴールドやレクレドールの母でショウナンパンドラの母母。父トゥザグローリーはトゥザワールドの全兄で日経賞や日経新春杯に勝った。+16キロで出てきた昨暮から突然本格化し、坂路でも抜群に動くようになり、東京新聞杯も馬群を割って破竹の3連勝。中山でも途中で押し上げられる馬だが、安田記念をみても高速決着すぎると辛いか。開幕週であまり馬場が速いと…。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○
グレナディアガーズ母ウェイヴェルアベニューはBCフィリー&メアスプリント(米G1・ダ7F)勝ちで、その父ハーリントンはガルフストリームパークH(米G2・ダ9.5F)勝ち。父フランケルは英2000ギニーなど